ゴーマニズム宣言SPECIAL
日本人論
3月21日発売、ただいま予約受付中!
フランシスコ・ザビエルは、日本人一般については「私が遭遇した国民の中では、一番傑出している」と高く評価した。
だが、その後に来日した宣教師フランシスコ・カプラルは正反対に、「私は日本人ほど傲慢、貪欲、無節操、かつ欺瞞にみちた国民を見たことがない」と酷評した。
カプラルは仏僧が子供に行う男色行為に対する拒否反応のものすごさから、日本人をケダモノ並みの最低国民と見なしたらしく、
「彼らは子供の時から、肉欲のいまわしい事柄や罪の中で養育されている」
「彼らは仏僧たちに対して、けだものに類する奉仕をする」
などとして、こんな忌まわしいことは、神父としてこれ以上書けないとまでしている。
そして、それこそがジャニーズ問題で日本を人権後進国と非難した者と同じ心理なのである。
キリスト教文化圏における神と人間の関係は、唯一神であるGODと人間の一対一の契約である。だから、男色はいけないと神の掟にあれば、それは絶対的なものとなる。
それに対して日本にはGODがいないから、実際に存在している事態に即して現実的な対応ができる。
現実に男色の文化やその欲求があるのなら、これを否定せずに受け入れてしまうのである。
この感覚が日本の寛容な文化を育んできたことは間違いなく、これは尊重しなければならない。
キリスト教文化と違うから、間違っている、遅れているなどという思い込みは今すぐ捨てよう!
日本人であることを取り戻す本!
『ゴーマニズム宣言SPECIAL日本人論』
発売まで、あと13日!!
【目次】
まえがき
第①章 ジャニーズ記者会見の狂気
第②章 キャンセル・カルチャーとは何か?
第③章 ザビエルとBBC
第④章 性犯罪者と性加害者は違う
第⑤章 「当事者の会」への疑惑
第⑥章 人権vs文化という構図
第⑦章 〈証言〉を鵜呑みにして冤罪をつくる奴ら
第⑧章 偏見は大事である
第⑨章 ジャニーズ問題:マスコミの〈検証〉
第⑩章 ジャニーズ問題と日本の性文化
第⑪章 日本人が少年愛を「大したことない」と思う理由
第⑫章 芸能とは何なのか?(前編)
第⑬章 芸能とは何なのか?(後編)
最終章 陰翳を消す「人権」の光
あとがき